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Re: 十四糎砲被冒通常弾

 投稿者:桜と錨  投稿日:2018年 5月 5日(土)13時46分58秒
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  はじろさん、初めまして。 マイナーなテーマを扱うところですが、ご覧いただいているようで
ありがとうございます。

お尋ねの被帽の件ですが、詳しくは『砲戦術史』コーナーで今後大正期及び昭和期へと進む中で
お話ししていく予定です。

取り敢えず簡単に申し上げれば、日露戦争の教訓の後に将来の弾種についての検討がなされました
が、製造・維持管理(弾庫の容量・設備)及び実際の海戦における射撃での要求から、各砲種に
おいてはできるだけ弾種の数は少なくしていく方向となりました。

そして大正期になって、主砲たる大口径砲は徹甲弾、副砲たる中口径砲は通常弾とする単一弾種
主義となります。

しかしながら、艦艇及び砲熕武器の進歩とこれに伴う海戦様相の変化により、中口径砲といえども
薄い装甲板に対しては比較的大きな弾片の効果によりある程度の穿徹力“も”求められることに
なります。

これにより日本人の体格に合わせて従来の15センチから14センチ砲へ切り替えた時に、その
砲弾には被帽通常弾が採用されることになりました。

とはいえ、基本的な通常弾としての要求は変わりませんので信管は弾底着発で、「信管」コーナー
でご説明してありますとおり、三年式一号及び一三式一号(改一)共に遅延無しの即動信管です。

この単一弾種主義も昭和期に入ると、結局は対艦用の被帽通常弾だけではなく、いわゆる本来の
汎用の通常弾“も”必要との要求になってきます。


 
 
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