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今週の更新

 投稿者:桜と錨  投稿日:2017年 2月 5日(日)13時16分17秒
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  管理人の桜と錨です。

先週お知らせしたとおり、本掲示板で捷号作戦のことが話題になりましたが折角の機会です
ので今週の更新として先程「史料展示室」コーナーにて昭和18年12月5日機密連合艦隊
法令第81号別冊の『連合艦隊戦策 第1巻 戦闘編』をPDFファイルにて公開しました。

これは捷号作戦の時には現用の連合艦隊戦策であったもので、もちろん通信に関する規程も
少しですが含まれております。

この文書は、レイテ沖海戦の後マニラ湾に避退していた重巡「那智」が昭和19年12月の
米軍機の攻撃により沈みましたが、フィリピン奪回後に米軍の手によって回収された旧海軍
の文書、通称「那智史料」と言われる中の1つで、昭和36年に日本に返還されたものです。


旧海軍関係の文書類などは終戦時にほとんど焼却処分されており、ごく僅かしか残っており
ませんので、この「那智史料」は大変貴重な史料で、まさに研究者にとって第1級のものと
いえるでしょう。


返還された「那智史料」は現在防衛研究所戦史研究センター史料室に保管されていますが、
本文書はまだアジ歴などでは公開されていません。

今回私が公開するものはこの史料室にあるものではなく、別に複製されたもののコピーから
です。

米軍が引き揚げた時の状態なのか大変に傷みが激しく、一部欠落するとともに大変不鮮明な
個所も多くあります。 それでもかなりの部分が判読可能ですので、ほぼその全容は掴んで
いただけると思います。

私は防衛研究所保管のものを見たことがありませんので、もしかするとこれよりは鮮明なの
かもしれません。 もし興味を持たれた方があれば、是非一度同所の原本をご覧になること
をお薦めいたします。

ただし、先日ここで話題になりました『海軍作戦通信史』もそうですが、いつも申し上げて
いるとおり、部内向けの文書類というものは部外の一般の人に対する解説書ではありません
ので、当然ながらこれを読む対象者にとっては言わずもがなのこと、あるいは関連する規則
・規程などに書かれていることは省かれております。

したがいまして、これらを読むには関連事項及び背景についての知識が必要です。

書かれている文言だけを採り上げて内容の解釈をすると、間違いを起こす元となりますので、
この点は特にご注意をお願いします。

 
 
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